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張り子の洪鐘

10月29日に円覚寺(鎌倉市)の国宝「洪鐘(おおがね)」の、60年に一度の「洪鐘弁天大祭」が盛大に催されました。
同祭は寺院(円覚寺)と神社(江島神社・山ノ内八雲神社)、そして地元山ノ内地区の方々の協力で開催。
当日は北鎌倉界隈の鎌倉街道沿いには大勢の見物客が訪れ、地元の子供たちが作った本物そっくりの張り子の洪鐘をはじめ多くの祭礼行列を楽しみました。

八雲神社の大神輿が威勢よく練り歩きました

◆円覚寺弁天堂の弁財天のご神体が入った大神輿(みこし)  
同祭は江島神社の弁財天の啓示で洪鐘の鋳造に成功したことに由来。
円覚寺弁天堂にまつられている弁財天のご神体の入った八雲神社の大神輿が鎌倉街道沿いを練り歩き、最後に円覚寺仏殿前で何度も繰り返し練り、祭礼を盛り上げました。

八雲神社の大神輿

“唐人囃子”を120年ぶりに披露

◆120年前の衣装の色目を踏襲した浴衣を着用
同祭に120年ぶりに参加の江島神社(藤沢市)の関係者で江の島囃子連合会のメンバーがチャルメラ、ドラなどの珍しい楽器を使い唐人囃子(とうじんばやし)を奏でて行進しました。
120年前の衣装を再現した浴衣を着用しての参加です。

唐人囃子の行列

60年後の“洪鐘弁天大祭” を子供たちに託す

祭関係者から子供たちへの引継式が行われました。行列には洪鐘を模した帽子を山ノ内地区の子供たちがかぶって行進。閉会の儀は円覚寺仏殿前で行われ、洪鐘祭関係者から子供たちに60年後を託す引き継ぎ式が行われました。

60年後への引き継ぎ式

かん治さん

「鎌倉検定は1級で お酒は2級を飲んでいまして、プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。