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あけましておめでとうございます。
社会人大学 代表コンサルタントの桑名 伸です。

学校で教えてくれない 社会の授業では、社会の本質を学び、幸せになるための (不幸にならないための)正しい考え方についてお伝えします。

令和7年、2025年が始まりました。今年も学校で教えてくれない社会の授業で学び、幸せな一年にしてきましょう

正月と言えば初詣。前回までの授業では祈願や目標を達成する方法をお伝えしてきました。とくに前号では中年でも自己成長、自己投資ができるという証拠をお伝えしました。若い方も中年もシニアであってもチャンスだらけです。

さて、今年は何を祈願しましたか?

今回の授業は、「今年こそは!」は、もやめようです。

初詣ですでに「今年こそは!」をやってしまった人もいるでしょう。やってしまっても今回の授業を受ければ大丈夫です。安心してください。

前回「幸せの正体」について授業を行いましたが、今回は「今年こそは!」の正体を取り上げます。

「正体」という言葉をこれからも使いますが、「そのもの」が一体何かを知る、という意味では「正体」という言葉がぴったりです。「そのもの」が何なのかを知らずに追い求めてもモノにはできません。「そのもの」が何なのかが良く分かっていないまま言葉にしても結果はなかなか出ないものです。

前回は「幸せの正体」の授業でしたが、幸せとはどういうものかをわからないまま「幸せになりたい…」と言葉にしている人が多いのではないでしょうか。

さて、「今年こそは!」の正体を暴いていきましょう。

ずばりその正体は、「去年(まで)できなかった」です。もっと言うと、「やろうと思っていたけど、できなかった」が正体ですね。今年こそ、の「こそ」がそれを物語っています。やろうと思っていたけど…、が「こそ」に表れているのです。

「今年こそは!」は「それをやろうと思っていたけれどできなかった」ということが正体と分かりました。正体が分かったら対処をしていけばうまく行きます。逆に危険なのは、「今年こそは!」を連続してしまうことです。

ちょっとここで「今年こそは!」には種類があることを補足します。
このレベルごとに対処方法が違うので学んでください。

ざっとこんな感じの種類があるでしょう。
「今年こそは!」の種類なので、祈願・目的を達成できた場合はこの中には入りません。


そもそも本当にそうなりたいのかどうか。単なるノリなのか。お遊びの初詣であればよいですが、対処方法は「祈願・目的を設定しないこと」になります。
忘れるくらいのものはそもそも目的として設定をしないほうが良いのです。初詣の祈願は単なるイベントの一環として扱いましょう。

第一歩のスタートがいつなのか。何をどうやるのかのスタート設定をすることでうまく行きます。スタート時間・場所・方法を決めましょう。スマホのカレンダー機能やアラーム設定をしてもよいですね。

ここまでの●2つと■には共通点があります。それは何もしていないというところです。第一歩が踏み出せていないことが「今年こそは!」の原因の約9割になっています。

行動しないことが原因の「今年こそは!」を連続してはいけません。なぜならば自分自身が、言うだけで何もできない自分を何度も見ることになるからです。それを連続すると人間は自分のことを「自分はダメだ」と考えてしまいます。自分にダメ出しをして未来が良くなるわけがありません。

先ほどまでとは一段レベルが変わります。第一歩の行動をできたのですから。
この対処法は計画不足が原因なので祈願・目的達成の時期を決めて、そこから逆算して計画を立てることができればうまく行きます。
途中途中の目標を設定していけばかなりの確率でうまく行きます。

祈願・目的達成の時期を見誤っただけなので、リスケをすればよいだけです。目的達成に向かっている途中なので、前向きの姿勢のまま「時間がちょっとずれちゃっただけ」とそのまま続ければよいです。

ただし、期限がある目的の場合は◆の対策のスケジュール管理をしっかり設定することをやったほうが良いです。年明けの祈願・目標に関して、●や■にならないように、今年の大切な自分のために時間を投資してみてください。

祈願・目的達成した「カッコいい自分」を想像しながら。

社会人大学
代表コンサルタント
      桑名 伸

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