こんにちは。
社会人大学 代表コンサルタントの桑名 伸です。
学校で教えてくれない 社会の授業では、社会の本質を学び、幸せになるための (不幸にならないための)正しい考え方についてお伝えします。
今回は、番外編として「結婚がうまくいく方法」です。
内容が内容なので、授業というより、私の考えとして読んでいただければと思います。
「どうやったら結婚してうまくいくんですか?」
という質問を受けました。これは読者様ではなく、私の通っているパーソナルトレーニングジムの担当トレーナーからの質問です。
そのトレーナーは最近結婚されたそうで、これからうまくやっていく秘訣を私に聞いてきました。
ちなみに私は結婚27年目という事実はありますが、うまくやれていると自信を持って言えるわけではないのですが…。
質問を受けたその時は、即答である答えを伝えました。少しは的を射た回答ではないかなと思っています。
私とトレーナーとの会話をそのままお伝えしましょう。
トレーナー「桑名さん、どうやったら結婚はうまくいくんですか?」
私「妥協することです」
トレーナー「妥協ですか!?」
私「そう、妥協できる相手と結婚すればいいんだよ」
トレーナー「……???」
私「あと、自分も妥協してもらえるようにするの。みんな最高を求めるじゃん!? そうやって最高の相手と結婚しようとするでしょう?」
トレーナー「まあそうですね……」
私「そもそも最高の相手ってどういう人? 自分の理想だらけの人って気持ち悪くない? だって、悪いところは皆あるじゃん。パーフェクトな人はいないのだから。理想だ!最高の結婚だ!を言う人ほど、いやな部分が見えた時に冷めちゃったりするんじゃないかな。理想を高くすればするほどパーフェクトを求めちゃってさ。だんだん相手もつらくなるだけだよねー」
トレーナー「なーるほどー」
私「妥協できる(許せる)っていうことは良いところのほうが多いってことでしょう。『まあしょうがないか』って思える相手であることが大切だと思うよ」
トレーナー「んー、確かにそうかもしれないですね」
私「新婚さんには酷かもだけど、絶対にラブラブじゃない場面、つまり夫婦喧嘩だよね。いつかはやるでしょ」
トレーナー「そうでしょうね」
私「その時にどうするか。結婚はうまくいっている時より、うまくいかなかった時にどうするかというところが、その後の分岐点になっている気がするなぁ。例えば、その時に意地を張るのか、悪いと思ったら『ごめんなさい』するのかって、大事じゃないですか。やっぱりそこでも『妥協』できる相手じゃないとうまくいかないんじゃないかな」
トレーナー「確かに…」
私「あと、『我慢』と『妥協』は全然違うから、『我慢』はたまると爆発するけど『妥協』は良いところのほうが大きいので許せるから爆発はしないんだよね」
トレーナー「なるほど」
私「だから、僕は決して最高の結婚生活なんて考えてないけど、かみさんに妥協してもらえるように考えて、動いていますよ。それもトレーニングと思って(笑)」
トレーナー「あはは! 面白い」
私「笑っている場合じゃないでしょ。●●さん(トレーナー)もトレーニングしておかないと。奥様に妥協してもらえるようにさ」
トレーナー「あははは!そうですねっ!」
私「今回は私がトレーナー」
トレーナー「ははははっ!」
と、こんな感じの会話をトレーニング中にしていました。
『妥協』という言葉は、あまり印象良いとは言えませんが、妥協無しの『ストイック』や『完璧主義』は、長い人生でそう続くものではないと思います。こうじゃなければいけない』から、『こうでなければいい』に変化をしていくと、世の中うまくいくと思えるのです。
次回は「頂点を目指してはいけない?」の授業を行います。
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