【2024年4月20日号〜家計簿コーチングより】
第2子を望んでいますが、教育費などを準備できるのか心配です。
家計改善策はありますか。
まず子育て支援策を確認
児童手当は生活費と別管理を
第２子を望んでいるとのこと。養育費も増えますし、心配ですよね。でも、漠然と心配をするのではなく、まずは子育て支援策を確認しましょう。
制度は年々変わっていきますが、どのような制度があるか大まかに知っておくだけで、必要な情報を逃さなくなります。また、中には今の所得では利用できない制度もありますが、概要を把握しておくことで、いざという時に慌てずに済みますね。
児童手当は拡充される予定となっており、高校卒業まで貯めると生まれ月によりますが240万円前後となり、大学受験から初年度分程度の準備ができます。生活費と別に児童手当を管理することで確実に貯めるようにしましょう。
家計簿を拝見しましたが、現状ではしっかりと家計管理をしながら貯金ができています。
固定費も工夫していると思いますが、光熱費や通信費の内訳は気になります。特に通信費は定期的に見直しをしてください。日用品や被服費なども工夫次第でもう少し支出を抑えることができるかもしれません。
ただ、節約にはどうしても限界があります。第２子の出産時期にもよりますが、将来的にはYさんも働くなど、家庭の収入アップもぜひ検討してみてください。
収支内訳
◆月間収入
320,000円
◆月間支出
住居費…100,000円
食費…60,000円
光熱費・通信費…25,000円
日用品・被服費…15,000円
保険料…10,000円
車関係費…10,000円
医療費…5,000円
子ども費…10,000円
夫小遣い…30,000円
妻小遣い…15,000円
貯蓄…40,000円
◆ボーナス収入
750,000円
◆ボーナス支出
旅行費…300,000円
家具・家電…100,000円
貯蓄…350,000円
秋山 友美
・ファイナンシャル・プランナー
・「家計コーチ」代表
・CFP（R)（一財）生涯学習開発財団認定コーチ
藤沢市に開設した「湘南おかねの相談室」を拠点にFP相談・家計診断・パーソナルコーチなどを行い、ライフプラン・住宅取得・資産運用などの講師としても活動中。
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