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十二所神社/鎌倉市十二所285。鎌倉駅からバス乗車「十二所神社」下車1分

十二所(じゅうにそう)神社は弘安元年(1278)の創建と伝わります。元は光触寺境内にあり「熊野社」または「十二所権現」と称していました。『新編相模国風土記稿』に「十二所」の村名の起こりと記されています。
天保9年(1838)に現在地に遷座され明治維新で「十二所神社」と改称。
明治6年(1873)12月に新たに村社の社格(神社の格式)となり、十二所の氏神と定められました。

本殿の軒下にウサギの彫物があります

◆御祭神は天神七柱、地神五柱です 
天神(あまつかみ)七柱、地神(くにつかみ)五柱の神を祀(まつ)っているので十二所神社です。御神徳は家内安全・五穀豊穣・除災招福・諸願成就です。本殿の軒下にはウサギの彫物があり卯(う)年の本年にご参拝して願いごとをお祈りしましょう。
鳥居脇に百貫目(重さ約120㎏)という石があり、昔は祭でこれを持ち上げる力自慢がいたようです。

本殿のウサギの彫物

十二所果樹園の梅林

◆鎌倉市内最大の梅林です 
十二所果樹園は朝夷奈切通しの途中「三郎の滝」の分岐から右に入ります。ここは鎌倉市内最大の梅林です。約400本のウメの木があり、そのほとんどが白梅で見頃は2月下旬から3月中旬です。他にもクリが約200本、ユズが約40本植えられています。同果樹園は“鎌倉風致保存会”が所有し、ボランティアによる保全活動が行われています。

十二所果樹園の梅林(写真提供は鎌倉風致保存会)
十二所果樹園の展望台

ここの展望台の標高は149mで鎌倉市内では大平山(天園)に次ぐ高さです。東側からは東京湾・房総半島、西側からは富士山・丹沢山系を見渡すことができます。実に素晴らしい眺望です。


かん治さん

「鎌倉検定は1級で お酒は2級を飲んでいまして、プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。