まんだら堂やぐら群遠景
逗子市小坪7丁目 鎌倉駅・逗子駅からバス
乗車、バス停「緑ヶ丘入口」下車徒歩10分

「まんだら堂やぐら群」は、名越切通のほぼ中央の逗子市にあり鎌倉市との市境に位置します。
標高約80mで周辺には中世のやぐら群が見られます。
同地は葬送遺構で供養堂とみられる建物があったようです。
“やぐら”は一つの穴が2m四方程度と小規模ですが150穴以上が確認されています。
状態の良い遺跡で昭和41(1966)年に切通とともに国史跡に指定されました。

 逗子市による発掘調査、整備が行われています

◆葬送者は僧侶が多く、武士や商工業関係者も含まれると推定
同やぐら群は、逗子市による発掘調査・整備が行われています。
“ やぐら”の中の五輪塔は、主に火葬した骨を納めるなどして、供養するために建てられたものです。
鎌倉後期から南北朝期中心に死者を葬送、供養をした場所と考えられ、葬送者は僧侶が多く、出家後の武士や経済力ある商工業関係者なども含まれると推定されています。

入口標柱

名越切通は鎌倉と三浦半島を結ぶ要路です

◆周辺には平場や切岸、やぐら等の遺構が多く見られます
名越切通は鎌倉と三浦半島を結ぶ要路です。
周辺には、切通の防衛にも関係する平場や切岸、やぐらや火葬跡などが多く見られます。
鎌倉側を向いたやぐら群の前面にある平場では、柱穴などの遺構や、かわらけ(素焼きの土器)などの遺物も数多く発見されています。

やぐら群内近景

“まんだら堂やぐら群”は
12月中旬まで期間限定公開中です

鎌倉市大町方面から名越切通を15分ほど上ると「まんだら堂」入口に着きます。
「まんだら堂やぐら群」は、毎年春と秋に期間限定公開を行っています。
今秋の限定公開日時は、12/14(月)までの土・日・月曜、祝日の10:00~15:00です。入場料は無料ですが、史跡の維持管理経費のために、任意の寄付をお願いしています。


かん治さん

「鎌倉検定は1級で お酒は2級を飲んでいまして、プレゼントをいただきますと喜んでサンキュウと言っています」がお決まりの自己紹介。
「鎌倉ガイド」としても活躍する湘南通のアマチュア落語家。