本覚寺(小町)のご本尊“釈迦三尊像”
【2023年3月11日号】本覚寺のご本尊は“釈迦三尊像”(鎌倉市指定文化財)です。中尊は“宝冠釈迦如来坐像”で脇侍(わきじ)は文殊・普賢の両菩薩像。中尊は如来像ですが宝髻(ほうけい)を高く結い上げています。
“勝長寿院”は源氏の菩提寺でした
【2022年12月10日号】勝長寿院(しょうちょうじゅいん)は源頼朝が父義朝の菩提(ぼだい)を弔うために創建しました。大きな寺だったので“大御堂(おおみどう)”とも、また大倉御所の南の勝地に建立したので“南御堂”とも呼ばれています。
銭洗弁天は源頼朝の夢のお告げで創建
【2022年8月27日号】
“銭洗弁天(鎌倉)”の正式名称は「銭洗弁財天宇賀福神社」です。平家を壇ノ浦で滅ぼした巳の年の文治元年(1185)の巳の月の巳の日の夜に頼朝の夢枕に宇賀福神が立ち「(幕府の)西北の谷に湧き出ている霊水で神仏を供養すれば天下は平和になります」と告げます。
妙本寺(大町)は比企一族の邸跡に創建
長興山妙本寺(ちょうこうざんみょうほんじ)は日蓮宗の寺院で、創建は文応元年(1260)、開山は日蓮大聖人、開基は比企能本(よしもと・後の日学聖人)です。山号の長興は能本の父能員(よしかず)の法号、寺号の妙本は母の法号です […]
源氏山公園は桜の名所です
寿福寺(扇ガ谷・おうぎがやつ)境内周辺には、代々源氏ゆかりの館があり、その背後にある山なので“源氏山”と名付けられたようです。昭和40年(1965)に自然公園として整備されました。緑豊かな自然に囲まれ、園内には源頼朝像や […]
旗上弁財天社(雪ノ下)は 源氏池に鎮座
源頼朝は治承4年(1180)8月に旗上げをして、10月に鎌倉入りし鶴岡八幡宮を由比ヶ浜辺より遷宮、僧良暹(りょうせん)、大庭景義等に命じて源平池を造らせました。 源氏池には島を三つ造り、三は産で源氏繁栄を、平家池には島を […]
妙隆寺(小町)は鎌倉幕府有力 御家人屋敷跡に創建
妙隆寺は鎌倉の小町大路沿いにある日蓮宗の寺院です。この周辺一帯は源頼朝の有力御家人千葉氏の屋敷跡と言われ、その子孫が至徳2年(1385)、日英を開山に創建。開山日英の甥が第二祖日親です。 本堂の右手前の池は日親が寒中、百 […]







